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外部評価委員会

平成22年度(後期)外部評価委員の声

島根県経営者協会 専務理事 森脇 建二 氏
<評価できる点>
  1. 若い社員が多く、将来性が高い。
  2. 社長のベンチャー精神、チャレンジ意欲が高い
  3. ビジネスモデルの確立が急務

<改善を要する点>
  1. 継続のための知恵と人を通じての生産性向上。
  2. 社長及び社員の(共有)価値観に基づく実践
  3. 企業価値向上のための前進と撤退の硬軟両方を持つ柔軟性
  4. 汎用性が高いため、なんでも応用が利くが自社のコア事業(できれば3本の矢)がない。
    • 先ず事業を継続していく力をつけること。50名からの社員にキチンンと定期的に賃金や払い、更にボーナスを払っていくことが経営者にとって、一番必要なこと。
    • ためには恒常的な収入(基礎収入)が必要。また、基礎収入の上にプロジェクト等での収益(利益)でボーナス、配当等を支払いたい。
    • プロジェクト受注はあくまでもスポット的であり、儲かったり,損したりする。プロジェクト別の収支計算をしっかりすることが重要。
    • 提供する商品・サービスで他社と差別化していく。
    • 金の成る木(現在)、同(将来)、をしっかり見極める。事業別の選択と集中がまだできていないので、早急に全社の意思決定(経営方針の確立)をすべき。
    • 取引先にとってなくてはならない企業になる(相手のコアの部分に入る)。
      一旦取引を始めたら、決して離さないすっぽん的貪欲さを持つ必要がある。
      (ただしそのためには高い技術やサービスを提供する努力を要する)
松江市中心市街地活性化協議会 タウンマネージャー 久保 里砂子 氏
<評価できる点>
  • 今岡社長を中心に、社員一人一人がそれぞれの仕事を意欲的に取り組んで成果を上げているようです。社員を大事にする姿勢が伝わり、愛社意識と結束力が高まってきているのではないかと思います。
  • フロンティアグループが取り組んでいる、農業とITの事業分野は、日本の農業を強くするためのツールの開発普及であり、今なお、実績ベースでは困難な状況にあるものの、社会的な意味が大きい事業だと思います。
  • 県の大規模の事業の受注は、これまでの仕事が評価され、地元の優良企業として、行政からも同業者からも評価を得た結果だと思います。また大手企業からの業務の受注は、国内でRubyを認識してもらう第一歩であり、今後の事業の拡大が期待できます。

<改善を要する点>
  • 喜多佳と養牛カメラの営業力を強化できるとよいと思います。生産者に大変喜ばれる良い商品でありながら、伸び悩んでいる本質的な原因が何なのか、今一度分析してみることも必要かもしれません。農業とITの分野に期待しているので、力を注げる体制を作っていただきたいと思います。
田辺商標特許事務所 弁理士 田辺 義博 氏
<コメント>
  1. 今年度の貴社のテーマは「筋肉質の企業に変貌しよう!」とのことです。
    年初の社長訓辞等では、よく、今年は近年にない不況により、我が社も変わっていかなければいけない。大きく舵を切る必要がある。と耳にします。
    一方では正しいのですが、そんなに舵を切っているといつの間にか360度回って元に戻ってしまうのでは、と感じます。
    「赤信号では、横断歩道を渡ってはいけません」良く聞く標語はかえって聞き流されてしまいます。赤信号になったら横断歩道を渡しましょう、と聞けば、何で?とその次が聞きたくなります。
    テーマを掲げることにより社員の皆様には活動イメージがわきやすいと思います。
    できれば、各部門毎にサブテーマを決めて、より方向性を具体化すると良かろうかと思います。
  2. また、今岡社長が7月末に社員全員と面談をされ、皆さん前向きな提言をされた、ということを伺いました。まずは何よりもやる気がなくては会社の発展はあり得ないためこの点は、大変評価できると思います。
  3. 農業・畜産とITというのは、つなげやすそうでなかなかつながりにくい分野であるとおもいます。ただし、先進的なテーマ、新分野がなければ、ルーチンワークをこなすだけ、ということにもなりかねないので社員の皆様のやる気を維持する上でもこういった分野は、是非続けていってもらいたいと思います。最も良いスタイルは、こういった取り組みが将来的にブランドイメージを構築していくことです。
    花札メーカーであった任天堂は、ファミリーコンピュータ分野を開拓して現在に至っております。
  4. MAGICグループを株式会社ウィットソフトウェアとして独立させたという点ですが、ワコムアイティとともにWIT表記が採用されつつあります。ブランド構築の点からは良い流れだと思います。現状では社名がやや長いですし、ワコム+ITですので、ワコムの傘下というイメージがつきまといます。全くの別会社、独自企業という自負を持つ点からも、円滑なブランディング推移が実現されていると思います。
    靴メーカのNIKEは、当初はオニヅカタイガーから靴を輸入販売していましたが、その後独立しました。
    また、NIKE+筆ハネの図案、という表記を長く使っていましたが、十分に周知された現状では筆ハネの図案のみに変更しています。社名やコーポレーションマークの円滑な移行例です。
    貴社の更なる発展を願います。
 
<お礼の言葉>

平成22年度7月より外部評価委員の皆さん方には多くの有益なご意見を いただき、社員を代表して心から御礼申し上げます。今回、平成22年度 (後期)のコメントを頂き、社員一同拝読させて頂きました。
弊社のホームページにもほとんど原文のままですが、表示させていただきました。社外の皆様にも弊社のそのままの姿を見ていただきたいと思います。

島根県経営者協会専務理事、森脇建二様からは経営の柱となるコア事業を3つ持ちなさいというご指摘をいただきました。今まで多くの事業にチャレンジしてきたという点は、ある意味では対外的に評価されるものがあったかも知れませんが、それが収益につながっていないとすれば社員にとっても不幸
なことであることは、そのとおりです。限られた人材と予算ですので集中する部分を明確にして平成23年度事業を展開していきたいと思います。

松江市中心市街地活性化協議会の久保里砂子様からは、農業とITの事業分野に大きな期待を寄せて頂き、激励をしてくださいました。Rubyをツールとしてこの分野には引き続き、取り組んでまいります。日本の農業自体が岐路に立たされている現状では、販売は思うほど伸びていないのが現実ではありますが、その原因を今一度分析して対応したいと思います。

田辺特許商標事務所の田辺義博様には、平成23年度の弊社のスローガンである「筋肉質の企業に変貌しよう!」の意味合いを、後ろ向きに捉えることなく前向きに社員にメッセージを発信すべきというご指導を受けました。たしかに筋肉質という言葉の対比として、脂肪分であるとかムダ肉といったイメージがありますので、単なるリストラと捉えられかねません。これは均整の取れた大人の企業になろうという意味であることを社員に再度、伝えました。
また会社のロゴについてもご意見をいただきました。CI(コーポレート・アイデンティティ)は軽々に取り組んではいけないものかと思いますが、しっかりと検討していきたいと思います。

引き続き、外部評価委員の皆様には平成23年度の弊社へのアドバイスをお願いしたいと思います。なにとぞよろしくお願いいたします。

株式会社ワコムアイティ
代表取締役 今岡 克己